♠ その人のなにが原因？

うちのスタッフも入社してもう半年が経ちました。







彼ももう美容師歴5年目、そろそろ技術者デビューをしていかないといけません。



しかしまだまだ技術的な面で覚えなくてはいけないことが山ほどあります。



なので今急ピッチで覚え直させています、どうせデビューするならその辺の初級技術者よりマシな状態でデビューさせてあげたいですからね。




でもこの技術不足は個人の問題ではなくいままで育てられた環境に問題大ありだと思うんですよ。





教わるべきこと（将来自分の武器になるスキル）を教わってきていない。



これ問題じゃないですか？




私たち美容師はプロの職業ですよ？バイトじゃないんです。




はっきりいってその子の未来を考えていない証拠です。





髪を乾かすことはできる→でもキレイに仕上げることができない







カラーは塗れる→顔につかないように塗れない







パーマは巻ける→パーマデザインが分からない







笑顔は作れる→お客様との距離感がつかめない



これでプロフェッショナルといえるでしょうか？

（梅崎のことではありません、こういう若い美容師が多いということです。）









ラパンアジールは少数精鋭のプロ集団を目指していますので私には理解ができないスタッフ教育です。









プロとして美容師の道を選択したのであれば、例えばラパンアジールから離れ、ひとり山郷離れたところで美容師やっていてもお客さんが訪ねてくるくらいの技量を身に付けなくてはダメだと思います。




私個人の教育に関しての考えは、



「美容師の仕事を通じて人間的に成長する」



という考えが根底にあります。




これは野球のイチロー選手も「野球を楽しむより野球を通じて人間的成長を楽しみたい」と言っていたのですが、どんな仕事どんな状況下でもすべてを吸収して自己成長につなげるのは生きていくうえでとても大切だと思います。



ひょっとしたら何かのきっかけで美容師をやめなくてはいけないときが来るかもしれません。



その時に仕事のスキルは一時的にゼロからになるかもしれませんが、人間的なスキル（気遣い、心配り、笑顔など）が身についていればすぐに環境に溶け込めると思います。



そういった人間的成長を社会で学べないって不幸だと思います。



話を戻しますが、



その人が今の状況にあるのは個人の問題だけではなく、育った環境が影響しているのかもしれませんね。


もちろんその環境を選択したのは個人なのですが、、、




今後新たなメンバーが加わるとしたら、今までの環境と決別するべくラパンアジールを選択したのでしょう。





そして美容師としての武器を手に入れるためにエフィラージュカットを選択したのでしょう。





（私も似たような選択をしていまに至ります。）





今の環境に身を置いて将来の不安があるからスタッフが辞めていく。

（最悪な場合、美容師を辞めてしまう）





すべての職業に言えることですが、部下を持つ立場ならもう少し責任を持って教育してもらいたいものですね。










また書きます。。。φ(・.・;)ﾒﾓﾒﾓ...　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　ラパン・アジールへのご予約はこちらまでお電話ください☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Lapin-Agile Tel [phone]　 OPEN 10:00　火曜定休　　駐車場完備　千葉県市川市新井3-3-19 1F